ハーブの病害虫対策

早期発見と早期駆除が、害虫からハーブを救います

ミントと布害虫の中でも、ハーブに付きやすいのがアブラムシ、ナメクジ、カタツムリ、ハダニなどです。

害虫対策の基本は何といっても早期発見、卵や幼虫のうちに退治すれば被害も抑えられます。

冬は被害が少ないので、桜が開花するあたりから意識すると良いでしょう。

アブラムシアブラムシアブラムシは葉裏や新芽に集団で発生します。病気の原因にもなるので、見つけたらすぐに歯ブラシでこすって駆除し、ひどいときは枝後と切り捨てます。

アブラムシはきらきらと光るものを嫌いますので、シルバーマルチを利用するのも有効です。アブラムシ除けの銀色テープも売っています。

また、ネット(防虫網)で飛んでくるのを防ぐなど、害虫がつく前に予防することが大切です。

ナメクジ・カタツムリカタツムリナメクジとカタツムリは葉や新芽、蕾を食いつぶします。

退治するには、空き缶にビールを少しだけ注ぎ、根元においておくと、中で溺れ死ぬので効果的です。

ハダニは水分を嫌うので、葉裏を霧吹きなどできれいに洗い流しましょう。

アオムシ、ヒメコガネムシアオムシアオムシやヒメコガネムなど目で見える害虫はできる限り手で捕殺し、コナカイガラムシがついた場合は綿棒にアルコールを浸してふき取るようにします。


ダニ 梅雨時などの高温・高湿期に多発するダニは、葉の裏に葉水をかけて取るのがよいでしょう。

農薬について 農作業どうしても農薬を使わなければならないときには、残効性の少ないマラソンやスミチオン乳剤、あるいは除虫菊剤などを使用します。

夜間に出てきて食害するナメクジには、ナメトックスやナメクージョなどの誘引剤で駆除します。

これら害虫対策では、収穫期が近づいたら散布は避けるようにし、残効性のないものでも2週間くらいはあけるようにする必要があります。

健康で元気なハーブに育てば、病気だって怖くありません

ハーブは基本的に生命力のある植物ですが、病害虫被害には早めの対策が必要です。

かかりやすい病気にはカビ病ウドンコ病立ち枯れ病などがあります。予防策には、葉が込んで蒸れないように刈り取ること、花後の花がらや枯葉をこまめに摘み取ることです。

病気を発見したらほかに広がらないようにするためにも、すぐにその部分を、根まで侵されているときは、株ごと切り取って焼却しましょう。

他ハーブや植物との混植で避けられる病害虫もありますので、上手く組み合わせてぜひ無農薬で栽培してみてください。

ハーブや自然食品を利用した病害虫対策一覧表

病害虫使用ハーブなど使用法
アブラムシの殺虫
および予防
バジル
チャイブ
いずれも1リットルの熱湯に生葉40gを3分間浸出させる。
ニンニク3分の1個をつぶしてから水1リットルに加え沸騰させる。葉の両面に散布。
牛乳霧吹きで直接虫にかける。
乾くときの縮む力で圧縮死もしくは窒息させる。
ハダニの殺虫コーヒー葉の両面に散布する。
ハダニ・オンシツコナジラミの予防一日一回葉裏にかける。
ウドンコ病などのカビ類の予防チャイブ1リットルの熱湯に生葉40グラムを3分間浸出、散布する。
黒班病、ベト病、
アブラムシの予防
ニンニク
チャイブ
近くに植える。
ネマトーダ予防マリーゴールド近くに植える。
昆虫、ナメクジ、モグラの排除ワームウッド
ルー
近くに植える。
野菜畑の病害虫予防ローズマリー
セージ
タイムなど
野菜の間に植える。
植物の医者
(周囲のハーブを元気に)
ジャーマンカモミール
ヤロウ
ところどころに植える。
ネズミ、ナメクジ、鳥の食害予防ローズマリー
セージ
タイム
ペパーミント
種まきの際、一緒にまく。
(種子や苗の食外を防ぐ)

※散布使用するものには、少量の石鹸水かマシン油を加えるとより効果的です。

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