【学 名】 | Cymbopogan citratus |
【分 類】 | イネ科・オガルカヤ属 |
【別 名】 | オイルグラス |
【種 類】 | 多年草 |
【草 丈】 | 100~150cm |
【原産地】 | 東南アジア |
■ レモングラスの特徴
全草からレモンの香り
レモングラスは、見た目は普通の草(あるいはススキ)のような感じなのですが、葉も茎も、強いレモンの香りがするシトラールが多く含まれているので香ります。
熱帯性の植物なので、日本ではほとんど花を咲かせることがありません。
消化を助け、発汗を促す
レモングラスのハーブティーは、消化を助け発汗を促します。
東南アジアでは、根を切り落とした20cm位の長さにしたものを市場で売っていて、これを刻んで料理の香味付けにします。特に、タイ料理のトムヤムクンには欠かせない食材となっています。
また、涼感を得るためにレモングラスを束ねたものを暑い時期に部屋の隅に吊るしておくそうです。
レモングラスの育て方
ポット苗か株分けで
日当たりと水はけの良い場所であれば、土質は選びません。 日本では種子の入手が難しいため、ポット苗か株分けで増やします。
寒さに弱いので、秋に早めに鉢上げして室内の明るい場所で管理します。鉢上げを忘れてしまい、雪が積もると枯れてしまうので注意しましょう。
普通は、秋に株の一部を掘り取って鉢植えにして暖かい場所において置けば安心です。翌春暖かくなってから、基部から枯れた葉を刈り取ると芽を出してきます。
放置しておくと大株になるので、冬越しのついでに鉢上げする感じになります。