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◇全草にキュウリの香りがするハーブ
サラダバーネットは、もともとアメリカに移住した清教徒たちが、ニューイングランド地方に持ち込んだハーブで、ジェラードは、「これを食べると陽気になれる。ワインに入れると飲み口がいっそう上品でさわやかになる」と言っています。
フランシス・ベーコンの書物には、「このハーブはタイムとウォーターミントの間に植えると良い。そうすれば、その上を歩くとたいそう心地よい香りがあたりいっぱいに漂うだろう。」と書いてあります。
鋸歯状の小葉に分かれた長い複葉は、キュウリの香りがします。 花は、日本のワレモコウのように全体が赤い花ではなく、頭花から赤い花柱が出ます。
全草にタンニンが含まれていることから、止血、収斂効果があり、切り傷や皮膚の薬草として知られてきました。

○ベジタリアンのハーブ
ベジタリアンのハーブと呼ばれます。耐寒性があり、冬でもよほどの寒地以外は葉が残っているので、ヨーロッパではほかの野菜の少ない、冬季のリフレッシュ・サラダの材料として栽培されますし、葉にはビタミンCをはじめ栄養分が多いのと、キュウリのようなさわやかな匂いがするのとで、夏のリフレッシュ用の飲み物とされたりもします。
花の季節になると葉は苦味を持つので、サラダバーネットを長い枝のまま冷たい飲み物のグラスに差して、香りを楽しみます。キュウリのスライスやボリジの花などを加えると、さらに涼しげです。
☆野菜に近い存在
[料理]
若葉はサラダに散らします。バターやチーズに刻みいれます。キュウリの香りの清涼感は、夏の冷たい飲み物に合います。
[お茶]
利尿、消化促進、強壮の効果があります。
[健康]
葉の浸出液は日焼け、肌の炎症、傷などの洗浄に用います。