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◇古代インドの書物、古代エジプトのパピルス、千夜一夜物語、聖書などに登場
コリアンダーは、3000年以上にわたって、薬用や食用として栽培されてきました。古代インドのサンスクリット語の書物、古代エジプトのパピルス、千夜一夜物語、聖書などに登場しています。聖書では、神から与えられた食物マナが、このハーブの種子にたとえられています。
◇好みが分かれる独特の香り
中国、タイ、ベトナム料理などのエスニック料理には欠かせないハーブで、その香りはカメムシやナンキンムシのようです。属名のコリアンドルムはカメムシのようなにおいのする、という意味で、嫌いな人はまったく受け付けない一方、好きになると、癖になるほど夢中になるようです。また、タイでは「パクチー(Phak-chii)」、台湾では「シャンツァイ(香菜)」と呼ばれていて、果実は香辛料として使われ、カレー粉の主成分のひとつです。
コリアンダーは葉と種の香りが違います。若葉はタイ、ベトナム料理をはじめとする、エスニック料理の風味付けには欠かせないものです。根も食べられます。根はニンニクとともにつぶして、調味料にします。種子の用途は広く、シチュー、カレー、ピクルス、マリネなどから、お菓子、リキュールの香りづけにも。
◇食欲増進と去痰効果
消化器系の諸病状に効果があります。種子は食欲を増し、去痰に用います。すりつぶした種子と蜂蜜を混ぜて、咳止めにも使います。

○とても丈夫で繁殖力旺盛
移植を嫌うので、花壇や容器に直接種をまきます。真夏と真冬以外ならほとんどいつでも、種をまくことができます。とても丈夫で、繁殖力旺盛です。茂りすぎたら適度に株分けをして整理します。
☆混植してアブラムシよけに
混植すると、アブラムシなどを寄せ付けません。アニスとの混植は、両方の発芽を促進します。