ハーブの歴史


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ハーブの歴史(中世Ⅲ) ~紀元15世紀~16世紀~

『薬草誌(アン・ハーバル)』

バジル次に、著者不明の『薬草誌(アン・ハーバル)』という題の写本に書かれている処方をいくつかご紹介します。


「ここから、各種の疾病のための各種の薬用植物の製法について述べはじめる。まずローリエ油の製法を記すことにする。……

ローリエの液果の干したもの、または生のものを取り、これらを細かく刻む。ぴったりしたふたのついたつぼを出し、そのつぼに、その大きさによって半ガロン(2.27リットル)ないし一ゴロンの油を入れる。

この中に、さきに刻んでおいた液果を入れて、ふたとつぼとをしっかりと密封して、これを火にかける。火は強火にする。

こうして日の出から午前九時または正午まで火を燃やし続ける。ついで、その油を布でこして容器に入れて冷まし、箱に入れて保存する。」

「ペニロイヤル油の製法――
ペニロイヤルの先端部と花とをとり、これらを先述のような二重容器の中の油に浸す。これは何よりも、冷性に由来するあらゆる症状を解消し、女を受胎させる。」

「干草油の製法――
干草をとり、燃える石炭の上に置くと煙が立ち昇る。次に鉄の板を出して煙の上にかざすと、煙は板にまといつき、板は濡れたようになる。冷えたならば、それを集めてガラスのビンに入れる。この油は、そばかす・痛風・関節炎・らい性皮膚病によい。」

この最後のやり方は、非常に素朴な蒸溜法です。

この時代にはもう蒸溜法は知られていましたが、これはエッセンスを抽出するよりも主として香水を作るために採用されていました。

『大薬草誌(グレート・ハーバル)』(16世紀)には、スミレ油のきわめて簡単な製法が載っています。

「スミレ油の作り方は次のとおりである。スミレを油に浸し、こしとる。これでスミレ油が出来上がる。」

どのような方法で製造したにしても、14世紀~16世紀を通じてこうした香油が広く利用されていたことははっきりしています。

これらの油は外用されましたが、それは体内のさまざまな不調に対して用いられました。

薬用植物油は、香水類と同様、各家庭で、また地方の薬種商の手で作られたものと思われます。


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