チャービル Chervil ~魚や肉料理などの風味付けに~

利用部分葉花
利用法料理美容健康混植
【学 名】Anthriscus cerefolium
【分 類】セリ科・シャク属
【別 名】セルフィーユ
【種 類】一年草
【草 丈】30~60cm
【原産地】ヨーロッパ・西アジア
  • チャービル1
  • チャービル2
  • チャービル3

チャービルの特徴

魚や肉料理などの風味付けに

チャービルを使ったタルトチャービルの属名のアントリスクスはセリ科のある植物につけられたギリシア名で、種小名ケレフォリウムは蝋質の葉という意味です。

フランス料理では、「フィヌ・ゼルブ(香草を混ぜ合わせたもの)」として昔から有名です。

フランス料理の香辛料としては、生のままパセリのように使います。薬効もあって、パセリよりも甘い芳香があります。

魚や肉料理などの風味付けにも使用しますが、特に卵との相性が良いです。

チャービルの育て方

チャービル年間表

強い日差しと乾燥は避ける

明るい日陰となる場所を好んで育ち、水はけがよく、有機質を多く含んだ、栄養豊富で多湿な土を好みます。暑さに弱いので、強い日差しと乾燥は避けます

また、移植を嫌うので容器や花壇に直接種をまいて育てる方がよく、苗は根鉢を崩さず植えます。

発芽後、何度か間引きして1本にしますが、ある程度大きくなった間引き苗は調理に使うことができます。

花が咲くと風味も落ち、花が咲き終わるとすぐに実をつけて枯れてしまうので、花茎が伸びてきたらすぐに摘み取りましょう。こうすることで、長く収穫することができます。

その後1~2株だけ花を残しておけば、次の年にこぼれ種からまた芽が出てきます

混植について

チャービルを混植すると、ラディッシュは元気良く育ち、レタスの防虫にもなります。

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