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◇葉の形が「ライオンの歯のよう」
タンデライオンとは、日本でどこでも見かける、西洋タンポポのことです。葉の形が「ライオンの歯のようだ」というのが英語、フランス語、ドイツ語などの語源ですが、フランス語の別名”ピ・サン・リ”のほうは「尿が近くなる(おねしょ)」という意味があります。このことから分かるように、利尿効果のあるハーブとされています。日本では「道端に生えている花」という印象が強いのですが、欧米では「自然の薬局」といわれるほど、有用なハーブのひとつです。
若葉はサラダやハーブティーとして利用します。また、根を乾燥させて煎じた、タンポポコーヒーは、ノンカフェインコーヒーとして利用されます。
◇春には道端でも見かける
在来種(日本種)のカントウタンポポ、エゾタンポポ、シロバナタンポポなどに加えて、ヨーロッパ原産のショクヨウタンポポ、アカミタンポポの2種(両方一緒にしてセイヨウタンポポと呼ぶことが多い)が、宣教師やハーブ野菜として栽培していた農家から逃げ出し(帰化)、在来種を押しのけてしまいました。しかし、最近になって都心などではニホンタンポポがだいぶ復活しています。
◇乳汁分泌の効果
ヨーロッパでも東洋(漢方、民間薬)でもさまざまの薬効があるとして、全草(葉も花も一緒に)を健胃のほか、整腸、利尿、発汗解熱、強壮、胆汁分泌促進に用います。とりわけ、根や葉茎を傷つけると白い乳状の粘液が出ることからか、東西ともに”催乳”や乳腺炎に有効としてきましたが、アメリカの学者の研究によると、実際に乳汁分泌の効果があると言われています。

○根を刻んで乾燥させ、たんぽぽコーヒーに
日当たりのよいところを好みます。土質は選びません。葉や花は、必要なときに摘みます。根は秋に掘りあげます。根は刻んで乾燥させ、炒ってタンポポコーヒーにします。
☆共生
クローバーとアルファルファとと一緒に植えると、ミネラル分の多い肥沃な土を作ります。果樹園では、果実が熟すのを早めます。