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◇ティーや染料に
属名のカルタムスはアラビア語の”染める”、種小名ティンクトリウスは”染料の”という意味で、いずれも花を着色料にすることによります。エジプトのミイラがまとっていた布は、サフラワーで染めたと言われています。
日本でも古くからサフラワーの花を紅花染料にしており、薬としては女性特有の症状である生理痛、生理不順、貧血、冷え性、更年期障害に使ってきました。種子から採れる脂肪油は食用油にされ、またコレステロールの代謝を正常にするので、動脈硬化の治療薬にされます。家庭では、花を料理の色付けやサフラワーティーとして飲みます。
茎は花期になると丈夫でよく分枝します。葉は互生、葉柄はなく、広披針形で長さ4〜6cm、葉縁には不規則な鋸歯があって、先は鋭い刺になります。夏に枝先に先がとげになったほう片に囲まれた頭状花を単生します。花は管状花で、黄色から橙紅色になります。白花種や刺のない品種もあります。
花には紅色色素カルタミンと黄色色素サフロールイエローを含んでいます。種子の脂肪油にはリノール酸とグリセリッドを含んでいます。ただし、妊婦の方は使用を控えてください。

○日当たりのよいところで栽培
種子まきは春か秋ですが、秋まきの方が株が大きくなり、花つきがよくなります。日当たりの良いところに直播します。
サフラワーの花の収穫は花が開いて黄色から鮮紅色に変わりますが、この時に集めます。これを新聞紙などの上に広げて、十分乾燥させてから貯蔵します。