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◇石器時代から利用されている
キャラウェイは、石器時代の遺跡や古代エジプトの墓、シルクロード沿いの古代の宿場町の遺跡からも発見されています。もともとアラビア語でカラウィーヤと証したのがなまって、キャラウェイになりました。
属名のカルムはキャラウェイの古名、またはこれが発見された地区名カリアに由来しているとも言われ、種小名のカルウイは“頭”の意味で、複散形花序の形によります。
葉はやや硬い感じで、2回羽状複葉、小葉はさらに多裂して、烈片は糸状になります。6月ごろに花茎を伸ばし、複散形花序に白色の小花をつけます。果実は双懸果で、熟して乾燥すると分離して三日月形になります。長さ4〜7m、暗褐色で白色の肋線が目立ちます。
◇葉はサラダ、種子はピクルスに
葉はサラダやスープに、種子はピクルスやザワークラウト、チーズ料理、パン、クッキーなどに用います。ニンニクを食べた後にかむと、匂いを消します。
シーズの精油には主にカルポンとリモネンを含んでいて、健胃、駆風薬に利用されます。若葉や間引いた苗は刻んでスープやサラダに入れ、また野菜のように煮炊きにも使います。果実の収穫は実が黄褐色になるころに房を摘みとるか、株際から切り取って、乾燥させます。しごいて枝や未熟化、ゴミを取り除いて、密閉できる容器につめて保存します。
乾燥させたキャラウェイ・シーズは料理や加工食品に粉状か原型のまま使われます。パンやケーキに粒上のまま入れると、かんだときにつぶれて風味が出ます。ドイツのキャベツの漬物ザウエルクラウトには欠かせないシーズです。

○鉢で育てる場合は深めの鉢を
日当たりのよい場所から、明るい日陰となる場所でよく育ち、水はけがよく、有機質に飛んだ、栄養豊富な土を好みます。種子を春か秋に直まきします。根が傷みやすいので、生育中に何度か間引きして、株間を40cm前後にします。その間、間引き苗は調理に使います。最終的には根が地中深くまで伸びるので、鉢で育てる場合は深めの鉢を用意しましょう。