フラックス Flax ~アマニ油、土壌改良の効果も~

利用部分種    
利用法美容健康混植
【学 名】Linum usitatissimum
【分 類】アマ科・アマ属
【別 名】リンシード
【種 類】一・二・多年草
【草 丈】1m
【原産地】ヨーロッパ・アジア・アメリカ
  • フラックス1
  • フラックス2
  • フラックス3

フラックスの特徴

五千年の栽培の歴史

フラックス写真フラックスの葉は灰緑色の細い葉が互生し、花は青色の5弁花が咲きます。花が終わると、丸いさく果を結び、卵型の平らな黄褐色の種を作ります。

宿根のペレニアルフラックス(Linum perenne)もあります。

フラックスには五千年の栽培の歴史があり、キリストの遺体を包ん布(アマ布)は、この茎からとった繊維で作られていました

種は、風邪などの呼吸器疾患のときに便利なハーブティーになります。

アマニ油としても知られており、土壌改良の効果もあります。

フラックスの育て方

フラックス年間表

繊維が採れる

よく日のあたる場所で、肥沃な土を好みます。

繊維をとる場合は、花後に茎を刈り取り水につけて繊維を腐らせ、たたいて繊維をとります。種子が熟したら収穫し、乾燥させます。

混植

フラックスは、緑肥になります

にんじん、ジャガイモの畝の間に植えると良く育ちます花の最盛期には、ミツバチが集まります

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