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◇染料から食用まで
縄文時代の遺跡から土器に大量に詰められたニワトコの果実が発見されていて、お酒を醸造したのではないかとする仮説が提唱されています。接骨木(セッコツボク)の名は骨折の治療に用いたためとされ、果実は焼酎に漬けて果実酒の材料にされます。
若い枝には皮目があります。葉は羽状複葉で、小さい葉は5枚ぐらい、裂片は楕円形か卵状楕円形、長さ5〜10cm、幅2〜3.5cmで、葉縁には鋸歯があります。春にクリーム色の小花を散房状につけ、夏には黒紫色の果実がなります。
成分は配糖体、サンブクリン、ルチンで、花や実には発汗作用があるので、 血液の循環を良くしてくれます。 くしゃみや鼻水、のどの痛みや悪寒など、風邪のの症状を緩和してくれます。
エルダーはヨーロッパでは身近な植物で、庭に植えたり垣根にしていましたが、古い時代には”この植物の葉や樹皮、果実の薬効を十分に知れば、どのような病気でも生垣から薬が得られる”と言われていました。
若い芽はピクルスに、花は揚げ物、果実はワインやジャムの材料にします。また葉、果実、根は染料にします。

○乾燥に弱いので水やりに注意
地下茎を伸ばして殖えていくため、庭植えに適しています。また、中性からアルカリ性の土を好み、乾燥には弱いので水やりに注意して育てます。春か秋に種を撒き、春から秋に挿し木で殖やしますが、こぼれ種でもよく発芽します。