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◇「レモンの香りのする」ハーブ
レモンバーベナは、アルゼンチン、チリ、ペルー原産の低木で、属をLoppia(フランスの植物学者で医者であるAugustin Lippiにちなむ)に入れることがあります。種小名のキトリオドラは”レモンの香りのする”という意味です。良い香りがしますが、他のハーブにあるような伝説の類は、なぜかほとんどありません。
ボウシュウボクの和名は防臭木で、かつて東京でコレラがはやったときにこの名で鉢物として売り出されたということです。バーベインと混同されることがあります。
若い枝は方形で葉とともにざらつきます。葉は3、4枚の輪生で、短い葉柄があり、披針形で、長さ7〜10cm、幅1〜2.5cmで、表面は鮮緑色、裏面は淡緑入りで腺点があります。夏に、枝先に円錐花序かまたは上方の葉腋に穂状に白色か淡紫色の小花をつけます。
◇ケーキや飲み物に香りを付け、ポプリ、浴湯料、香粧料に
レモンのさわやかな香りは、気持ちをリラックスさせ、消化を促します。レモンバーベナの葉の精油成分はリモネン、ゲラニオール、ベルベロンなどで、鎮静薬、強壮、消化剤にされます。
ケーキや飲み物に香りを付け、ポプリ、浴湯料、香粧料にします。葉をハーブティーやバスハーブ、また、お菓子などの香り付けに利用します。乾燥させた葉は、長く香りが持続するので、ポプリやリース材料などに最適です。

○冷たい風や寒さに注意
よく日のあたる場所を好んで育ちます。乾燥した、水はけのよい土が適していますが、特に土質は選びません。
冷たい風や寒さには弱いので、庭上の場合は、掘り上げて鉢植えにして、室内の明るい日のあたる場所で管理し、冬を越すとよいでしょう。