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◇かすかな辛味と、ゴマの風味
ロケットは別名「貴婦人のスミレ」、または夕方特に香りが強くなるところから「宵の明星の花」とも言われます。イタリア原産ですが、ヨーロッパや北アメリカへ、庭園植物として移入されました。その後野生化して野原に咲いているものも多いです。ニースの市場の人気者”ムスクラン”には、マーシェ、パースレイン、タンポポの若葉、そしてこのロケットが入っています。花や葉に、かすかな辛味と、ゴマの風味があるので、古くから食用としてサラダなどに利用されてきました。
◇強壮、健胃、利尿作用が
焼きたてのピザの上に、オリーブでからめた新鮮な葉をのせます。温野菜、ソースにも利用します。花はサラダに、また料理の装飾として使います。種子はマスタードの代用として利用されます。
ロケットには強壮、健胃、利尿作用などがあります。ビタミンCを含むので、美肌にも効果があります。

○期間をずらして種子をまくと、順番に長く収穫できる
日当たりのよい場所を好んで育ち、水はけがよく、有機質を多く含んだ栄養豊富な土で、湿り気のある土が適しています。春と秋に種をまくと、簡単に生育します。こぼれ種からもよく生えるくらいなので、10日ずつくらいずらして種子をまくと、順番に長く収穫できます。長楕円形の柔らかい葉を根元から多数出し、やがて直立して、よく分岐した茎の先に、淡いクリーム色で紫の脈の入った4弁の花を多数つけます。その後細い直立したさやをつけます。葉はピリッとした味とゴマの香りとクレソンに似た風味がします。
○花穂は早めに摘む
結実すると株が弱るので、葉だけを利用するのであれば、花穂は早めに摘んでしまいます。また、 強い日差しに当たると、葉に苦味が出ることがあります。