素材の扱い方

素材の扱い方





使用した残りは密封容器に入れ、冷暗所に保存します。高温多湿、また直射日光は香りも素材自身をも損ないますので要注意。ガラスの容器は中身の保存状態が見えて便利ですが、遮光ということからいえば陶製のキャニスターが有効です。

ドライハーブの多くは輸入されたものなので、新しい素材を手に入れられるよう、年月日の記載のあるものはそれを判断の基準にします。
ティーを入れるときに、ドライをいきなり暖められて湯気の立っているポットの上で振り落とすようなことはせず、必ずスプーンにとってポットに入れます。これは湿気を防ぎ、ひいてはカビを防止する上で大切な取り扱い上の注意点です。









フレッシュの素材は、必要に応じてその時々に摘みますが、できれば午前中のあまり太陽の高くならないうちにその日使う分を採取するのが理想的といえます。この時間が、ハーブが一日のうちで一番香りを蓄えています。

茶色い部分や痛んだ部分は摘まないようにし、取り去ります。

脇芽の生えてきている上の部分で摘むようにすると、使いながら株を増やすことができ、ハーブの手入れにもつながります。

花のお茶は開ききったものではなく、咲く一歩手前くらいのものを採取するとよいでしょう。
採取するときには、枝を傷めないよう気をつけ、はさみなどを利用して丁寧に摘み取ります。
自分で無農薬で栽培したフレッシュであれば洗わなくてもよいくらいですが、洗うときは冷水や暑い湯は避け、水またはぬるま湯でさっと洗い流して、水気はよくきっておきます。









指でつまむと、パリパリ音を立てて崩れるような状態になるまで乾かします。乾燥が不十分だとカビの発生原因になるので注意が必要です。

直射日光を避け、乾燥した暖かい風通しのよいところを選んで素早く乾燥します。自然乾燥の場合、長くても10日くらいを目安とします。

花をドライにしたいときは、枝ごとと乾かす、ガクの上から花だけ取って乾かす、花びらをばらして乾かすという3通りの方法があります。葉の場合は、枝後と乾かす、小束にして乾かす、葉だけ取って乾かすと、やはり3通りほどあります。

其のほか、自然乾燥だけでなく若干熱を加える方法とすれば、食器乾燥機の利用、オーブンの余熱の利用(ただし、料理したものの匂いが移らないように)などをあげることができます。

電子レンジの利用もできますが、加熱が急速に行われるため、一度に水分が強く吸い上げられることで収縮度が高くなり、チリチリになることもありますので、様子を見ながら行ってください。

乾燥したものは、乾燥剤とともに密閉容器に入れて冷暗所で保管します。

姿をドライに変えても、やはりハーブは生き物ですから、時間の経過とともにそれの持つ特性は衰えていきます。ドライの保存は長くても一年以内、次の収穫時期までには使い切るようにします。


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